2012年2月22日水曜日

聖徳太子

今日は何の日?


聖徳太子(厩戸皇子)没。49歳(622)


皆様お馴染み、紙幣の肖像である聖徳太子

日本銀行券の発行絵柄として百円紙幣に初めて登場して以来、千円紙幣、五千円紙幣、一万円紙幣と登場し、累計7回と最も多く使用されおり

高額紙幣の代名詞として「聖徳太子」という言葉がありました

本名は厩戸(うまやど・うまやと)であり、厩戸の前で出生したことによるとの伝説がります

また、母が実母である蘇我小姉君の実家で出産したため、つまり叔父・蘇我馬子の家で生まれたことから馬子屋敷が転じて厩戸(うまやど、うまやと)と付けられたとする説や

生誕地の近辺に厩戸という地名があり、そこから名付けられたとする説もあります




聖徳太子にまつわる伝説的なエピソードのいくつかあり

代表的なのが「豊聡耳」です

その「豊聡耳」の由縁

ある時、厩戸皇子が人々の請願を聞く機会があった。

我先にと口を開いた請願者の数は10人にも上ったが、皇子は全ての人が発した言葉を漏らさず理解し

的確な答えを返したという。

この故事に因み、これ以降皇子は豊聡耳(とよとみみ、とよさとみみ)とも呼ばれるようになった。

しかし実際には、10人が太子に順番に相談し、そして10人全ての話を聞いた後それぞれに的確な助言を残した

つまり記憶力が優れていた、という説が有力である。


「上宮聖徳法王帝説」「聖徳太子伝暦」では8人であり

それゆえ厩戸豊聰八耳皇子と呼ばれるとしている。

「日本書紀」と「日本現報善悪霊異記」では10人である。

また「聖徳太子伝暦」には11歳の時に子供36人の話を同時に聞き取れたと記されている。

一方、「豊かな耳を持つ」=「人の話を聞き分けて理解することに優れている」=「頭がよい」という意味で豊聡耳という名が付けられてから上記の逸話が後付けされたとする説もあります。



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